年頭に際して

2021年頭に際して
コロナショックと言うか、新型コロナウィルスが全世界に吹き荒れた昨年ですが、新年を迎えた今でも出口が見えて来ません。
そんな昨年末にNPO法人空き家活用研究会では密を避けた小規模の空き家無料相談会を数回開催しました。
その相談の中で「数年間空き家になってる家を自由に活用(出来るなら)して下さい」との申し出があり早速調査。
場所は市内藤塚町でJR栗林駅から徒歩数分で立地は申し分なし。
当初は高松市移住定住促進室へ体験移住施設として活用を申し出ましたが、「予算が付くのに1年かかる」
と、言われ議論を重ねた結果「シェアハウス」にしたらどうか?に対してメンバーのMさんから「シェアハウスに住んでみたい」との発言で一気に方向性が固まった。
これなら体験移住したい人も部屋が空いてれば一緒に生活しながら移住の体験ができるのでは?
遅ればせながら私も図書館で「シェアハウス」に関する本をかき集め一夜漬け。

ところがこの「シェアリングエコノミー」は調べれば調べるほど奥が深く、とてつもないカルチャーショックを受ける事に。。
それはドイツの経済評論家によると疲弊した資本主義に代わるのはシェアリングエコノミーだと言うのです。
シェアする対象は家だったり車だったり、、、又、プロセスだったりと多岐にわたって存在する。

今まで2拠点生活や別荘のシェア等「一般社団法人空き家互助会」で会員募集をして来ましたが、基本的な部分は曖昧でした
が、今回のシェアハウス活用により120%革新の持てるものとなりました。
今後は空き家活用研究会でもシェアハウス、シェアオフィス、シェアファクトリー等、空き家活用の可能性があり又そのように活用すべき時代がコロナ禍で早まったように思います。
同時に私個人でも「住」以外のシェアリングエコノミーに推進して行きたいし、シェアリングエコノミー元年と思っています。

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