実家の片付け、生前整理でモノを捨てることに注力しないで!!

親が年をとってくると「子供たちに迷惑をかけたくないので、家の中を片づけて、不用品は自分で処分しなくては」と考え始めます。一方で子供も、「生前、親が元気なうちに片付けて欲しい」と思っています。しかし、現実には、なかなかはかどりません。なぜだと思いますか・・・。
生前であれば親は、まだその家で暮らしています。大量にモノがあっても暮らすうえで困っていないから、捨てずに置いてあるのです。
「暮らしにくいから処分したい」「今のうちから自分で処分したい」と思って片付けるのならいいのですが「処分しなくてはいけない・・」と思っているうちは片付けは、はかどりません。
むしろ実家の片付けで大切なことは、親が何を大事にしているのか、何を残したいと考えているのか、その判断基準を親子で共有しておくことが大切です。昔の話を聞きながらモノにまつわる親の思いを理解することが大切です。
親には親の価値観、判断基準があるわけで、子供にモノを捨てることを押し付けられると反発して喧嘩になることもあるのです。
そうなると、生前整理の段階で挫折し、実家が片づかず、空き家として放置されることになりかねません。
捨てることに注力しないで、親とコミュニケーションをとって親の価値観を理解しておくと、実家の片付けは格段とスムーズに運びます。そして、空き家で放置されることも少なくなると思います。

香川県高松市在住 片付けアドバイザー 三谷正美

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